岡山県 岡山操山(そうざん)高校 | お米で作るアイスクリーム考案 作り方講座開き、農業の大切さ伝える | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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お米で作るアイスクリーム考案 作り方講座開き、農業の大切さ伝える

岡山県 岡山操山(そうざん)高校 3人の2年生

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岡山県立岡山操山高校の生徒たちは、創立以来125年の伝統として、地域や社会に貢献すべく様々な活動に挑戦している。

2025年度も多彩な取り組みが進められる中で、3人の2年生がお米で作るアイスクリーム「らいすくりーむ」を考案した。

3人は、総合的な探求の時間「未来航路」としてチームで活動。減少する米の消費量や、農家の担い手不足など、農業の課題解決に向け、春から本格的な探究活動を展開。まず始めたのが「らいすくりーむ」の開発だった。

メンバーの母親が作る米粉を使ったアイスクリームを参考に、自分たちなりにアレンジ。炊いたご飯150gに水50ml、砂糖小さじ4杯、塩ひとつまみをミキサーで混ぜて、バニラエッセンスを少量加えて、冷凍庫に約1時間凍らせれば出来上がる。ただ3人によると、追加する材料を何にするか試行錯誤の段階で、多くの人に食べてもらい、感想や意見を聞きながら改良を重ね、将来的には商品化も目指したいと話す。

3人は、7月18日に開催された「さいだいじ日曜朝市」に出店、50個を販売した。お米のふっくらした食感と優しい甘味が好評だったという。

続いて8月には3ヶ所の公民館で、小学生を対象にしたワークショップ『らいすくりーむを作ってみよう!』を開催。1時間凍らせている間は、参加した子供たちに、クイズ形式で農業の課題をわかりやすく解説したり、活動の目的をまとめた紙芝居を披露。子供たちからたくさんの質問を受けたという3人は、「農業の大切さが伝わったと思う」と言い、農業をもっと知ってほしい、お米や野菜をもっと食べてほしいという思いを込めて、今後も活動を続けていくと力を込めた。
(2025年10月掲載)

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