長野県 佐久長聖中学校 | 地元の祭への貢献活動復活 商店街に、しめ縄飾りつけ | 善きことをした小・中学生達 - 日本の学校

善きことをした小学生・中学生達

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地元の祭への貢献活動復活 商店街に、しめ縄飾りつけ

長野県 佐久長聖中学校 3年生のみなさん

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長野県佐久市の岩村田地区で、例年7月中旬の週末に開催される「岩村田祇園祭」。室町時代から600年以上続く歴史と伝統を誇る祭として知られ、本神輿のほか3基の大人神輿、女神輿や約100基の子供神輿が町内を荒々しく練り歩く様は圧巻で、毎年多くの観光客が訪れる。

2025年は7月19・20日に行われたが、その準備として、同5日に、神輿が通る岩村田商店街にしめ縄を飾る作業を、佐久長聖中学校の生徒たちが手伝った。

同校の生徒は、祇園祭翌日に清掃活動を実施してきたが、2020年、新型コロナ感染拡大で祭が中止になったことを機に取り止めていた。

祭は2023年から再開されており、今回、同校が実行委員会に「また一緒に祇園祭を盛り上げたい」と提案し、準備作業に3年生有志13人が参加することになった。

当日は午前6時から作業を開始。生徒たちは実行委員と約600メートルもある商店街のアーケードに「しめ縄」を張り、「紙垂(しで)」をしめ縄に取り付けた。

生徒たちはメンバーから「しめ縄」が、神の領域と現世を隔てる結界となり、不浄なものが入らないようにする役目を果たすこと、「紙垂」は、清浄で神聖な空間を示し、雷光を象徴し豊作を願う意味もあるという説明を聞き、一層丁寧な手つきで作業を進めた。

参加した生徒は、先輩が携わってきた地元の祭に「6年ぶりに関わることができてうれしい」「しめ縄の意味も知り、飾り付ける作業も楽しかった」と話す。

実行委員は、熱心に手伝ってくれた。商店街も夏祭りの雰囲気が出てきたと感謝し、伝統に触れることで、子供たちが地元愛を深めるきっかけになればと、願っていた。
(2025年9月掲載)

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