
善きことをした高校生達
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世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。

こども食堂支援 オリジナルアクセサリー製作 売上金を寄付
島根県 松徳学院中学校高等学校 松徳SDGsメソッド・クラブのみなさん
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キリスト教精神に基づき、「愛と福祉」を軸とした人間教育を推進する松徳学院中学校高等学校。生徒も、地域交流や奉仕活動など多彩な活動に取り組んでいる。
2024年度においても、図書委員会が大阪市西区の日雇い労働者を支援する施設利用者のために、「本を送ろう」プロジェクトを展開。生徒らの協力で223冊を寄贈した。
SDGsクラブの生徒たちは、6月「こども食堂」支援を目的に『ハートラン・プロジェクト』を立ち上げた。持続可能な開発目標(SDGs)に関する講座を学ぶ中で、生徒たちは「貧困をなくしたい」と「こども食堂」への支援を決めた。
「こども食堂」とは、子どもが1人でも行ける無料または低額の食堂で、食事の提供から孤食の解消、地域交流の場などの役割も。
生徒たちは「自分たちでできる支援を」と考え、手作りのアクセサリーを販売し、売上金を寄付することにした。
白い花の中にハトがいるように見える「ハトラン」が由来のプロジェクト名にちなみ、ハトをかたどったキーホルダーやアクセサリーを製作。同年秋から松江市内の教会や公民館で1個350円で販売し、2025年1月、売上金約1万6000円を松江市総合福祉センターに届けた。同センターを通して、市内のこども食堂に寄附される。
「買ってもらえて達成感があった」という生徒たち。市内で開かれたこども食堂にも参加し、ボランティアスタッフの指導で、集まった子どもたちのために調理した料理の配膳などを担当した。「活動が人のためになることがうれしい」といい、今後はアクセサリーの内容を変えたり、新しい販売先を開拓するなどして、『ハートラン・プロジェクト』を継続していくと力を込めた。
(2025年2月掲載)
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